シン(トッケビ)のあとについて韓国・ソウルからカナダ・ケベックへ一瞬でたどり着いたウンタクは、街中を嬉しくて走りまわっている。戸惑いながら、シン(トッケビ)は、後を追う。
ウンタクが並木道で落ちてくるカエデをとろうとしたら、シン(トッケビ)が取ってしまった。ウンタクは慌てて…「落ちてくるカエデを取ったら、一緒に歩いている人と結ばれるから早く捨てて」と、トッケビではないと否定し続けるシン(トッケビ)に言って、奪いとった。
シン(トッケビ)は、ホテルへ向かいウンタクをホテルのロビーに置いてどこかへ行ってしまった。
その頃、死神はウンタクの母親(ウンタクはお腹の中)をひき逃げした男の魂をみつけ、あの世へ送りだそうとしていた。この男はまた、女性を車でひいていた。今回は、女性も死亡してしまったが、この男も死亡していた。
女性には現世の記憶が消えるお茶を出したが、この男には、「この事故は今回が初めてではないから、罪を忘れてはならない」と言い、現世の記憶が消えるお茶を出さない。
「最初は お茶を飲めなかった事を悔やむ、次に飲めなかった理由を振り返る、そして悟る、過ぎた時間は戻らない、自分はもう、地獄にいると・・・毎日 全身を引き裂かれる、犯した罪を後悔するがその苦しみからは逃れられない・・・永遠に・・・」
心当たりがある男は謝るが・・・
「生前の記憶を持ったまま地獄を生きる者が1人いる、彼も幾度となく許しを請うた、だが無駄だった、彼は今も地獄の真ん中で生きている」 シン(トッケビ)の事
と言い、男に後悔させた。
ケベックでシン(トッケビ)は、丘の上にあるお墓の前にいる。何人も見送ってきた友の墓だった。
見送るたびにシン(トッケビ)は、自分で胸に刺さっている剣を抜こうとし苦しんでいた
「私は相変わらずだ、まだ安らかになれぬ」と、皆の墓の前で報告していた。
何個かある墓の中に、シン(トッケビ)の顔が入った墓もある
ウンタクは、ホテルを出てシン(トッケビ)を探していた。
丘の上で座っているシン(トッケビ)を見つけ、黙って夕方までまった。
やっと立ち上がったシン(トッケビ)に、
「おじさんのお墓だけ名前がない」 「チ・ウンタクといいます、200年後おじさんの花嫁になります」と、墓に向かって挨拶した。
2人は韓国へ戻り、ウンタクは学校へ行く。 シン(トッケビ)は、不思議そうな顔で見送る
学校の帰り道ウンタクは、ラジオを聴きながらカナダから持って帰ってきたパンフレットとカエデを見て、シン(トッケビ)を思いだしていた。
家に帰ってきたウンタクに、相変わらず叔母一家は夕飯を作らせていた。叔母の娘がウンタクの荷物から、カナダのパンフレットを見つけ…母親の保険金で海外へ逃げると思い叔母がウンタクを怒鳴りつけた。
嫌気がさし、ウンタクはパンフレットをもって家を飛び出した。
シン(トッケビ)は、自分を呼び出し、扉も通れるのに…剣はみえない、ウンタクを何者なのか考えている。
ウンタクは、やっとチキン店のバイトが見つかった。嬉しくて、マッチに火をつけ吹きけしシン(トッケビ)を呼んだ。シン(トッケビ)は、夕飯を食べている最中でフォークにステーキが刺さっている状態で現れた。怒ったシン(トッケビ)、訳もきかず帰ってしまった。
家に帰ったシン(トッケビ)は、ウンタクにいつ呼び出されてもいいように洋服や持つものなど、どれが良いか選ぶために、一晩中死神を付き合わせた。 シンはウンタクの事を気になり始めている
ウンタクは、バイトが見付かったお礼をシン(トッケビ)にするため、カナダから持ち帰ったカエデをラミネートし、公園でマッチに火をつけ吹きけしシン(トッケビ)を呼び出した。
しかし、ウンタクの前に死神が偶然現れた。ウンタクは、見えないふりをして逃げようと思ったが無理だった。 (死神が帽子をかぶっていると普通の人間にはみえないのです)
呼ばれたシン(トッケビ)が現れた。ウンタクは、シン(トッケビ)に死神を見せないために目隠しをした。シン(トッケビ)は死神が知り合いだと言い、逃げようとするウンタクに
「大丈夫、たとえ死神でも トッケビに嫁ぐ者に手は出せない、しかも私の前で」と。
死神はウンタクが”トッケビの花嫁”と知ったが、仕事の途中だっだのでその場を去って行った。
ウンタクは、死神との会話でシン(トッケビ)がトッケビだと確信し、なぜに今まで何度聞いても否定したのか問いただした。
「二度と会わないと思った、訂正不要だと思った」「君は今までも これからもトッケビの花嫁ではない」と、冷たく答えた。
ウンタクは涙を浮かべながら、「幽霊に話しかけられたり、つきまとわれたりする自分は何者なのか?私は生きているのに・・・」
またシン(トッケビ)はウンタクに冷たく「君の問題だ、私に聞くことではない」と。
「私は900年以上もの間、あるものが見える人を探してきた」 「だが君にはそれが見えない」 「だから無価値だと言った」と、今までトッケビではないと否定してきた事を説明した。
今説明したのは、もうすぐ韓国を去るから呼び出さないで欲しいからだった。
ウンタクの事気になっているのに…😢
ウンタクは泣きながら、カエデを渡せずにシン(トッケビ)と別れた。
ある日シン(トッケビ)は、自分でウンタクに「もう呼び出すな」と言いながら、本当に呼び出されないから落ち込んで、家の中を雨雲だらけにしていた。ドクファが、家にいて困っていた。
死神がドクファに「女が原因だ」と言うと
「妙な事を吹き込むな 死神」「死神を甘くみるな」と言い合いをした。
ドクファは不思議そうな顔をしていたが、何も言えなかった
ウンタクは、いつも無視をしていた幽霊たちを探している。幽霊たちに自分がなぜ”トッケビの花嫁”なのか確認したいからだ。
幽霊たちは、おばあさんに聞いた事や、ウンタクのお母さんをシン(トッケビ)が助けた事を説明した。本来は母子ともに死ぬ運命だった、すぐに死神がその場に現れたことも説明した。
それを聞いたウンタクは、
「あの人を恨む資格はないのね」 「トッケビのおかげで私が生まれて、9歳まで母と暮らせたんだもの」と、幽霊たちに言った。
ウンタクと幽霊たちが話している姿をシン(トッケビ)が後ろで見ている
叔母の家に借金取りがきた。 叔母は、ウンタクの母親の保険金を目当てに借金をしたみたいだ。 最低だ 借金取りが叔母を連れ去ろうとしたら、ウンタクが1億5000マンウォンが入っている通帳を隠していると借金取りに話し、ウンタクの通っている高校を教えてしまった。 最低だ
借金取りは学校帰りのウンタクを車に乗せて連れ去る。走りながら、ウンタクのカバンの中を探す。ウンタクは通帳は叔母が持っていると訴えるが、借金取り叔母からウンタクが持っていると聞いてきているので信じてくれない。
シン(トッケビ)の家では、シン(トッケビ)と死神は相変わらず喧嘩していた
借金取りはウンタクに暴力をふるう瞬間、ウンタクの首にあるアザが光った。
すると、走っていた車を借金取りが止めた。 道路の街灯が、徐々に消えていく。 まわりは、真っ暗闇に。 車のライトだけが光っている。
その暗闇の先ライトに照らされながら、シン(トッケビ)と死神が現れた。 キター!カッコよすぎる!!
最後まで読んで頂きありがとうございました。 ここで、第2話終了してしまいました(;^_^A 第3話をお楽しみに😊
またよろしくお願いいたします!
コメント